う~ん……
敵を倒すのにてこずるなぁ……
敵を倒すのにてこずるなら、一度ダメージの計算式を見返してみてはどうでしょう。
どこが弱いか分かれば効率的にダメージを上げることができます。
覚える必要はありませんが、見直すと気づきがありますよ。
アズールレーン・砲撃のダメージ計算式
= 装備威力 × 砲毎の補正値× 装備補正 ×((100 + 火力値 ×(1 + ステータスバフ補正))× 0.01)× 装甲補正 × レベル差補正 ×(1 + 与ダメ補正)×(1 + 敵デバフ)+ 乱数(-1〜3)
https://azurlane.wikiru.jp/index.php?%E6%88%A6%E9%97%98%E9%96%A2%E9%80%A3
長い!
よく分からん!
一つずつ詳しく見ていきましょう。
装備に関する数値
装備威力
装備のダメージ値です。
未強化の155mm三連装砲では装備威力は12になります。
これはすぐ分かる!
砲ごとの補正値
アズールレーンでは砲ごとに補正値が設定してあります。
補正値が高いと、ダメージ表記はそこそこでも実戦でのダメージが上がります。
補正値が高い方が有利ってことだね!
どこを見れば補正値が分かるの?
砲ごとの補正値はマスクデータなので、ゲーム中では表示されません。
wikiなどで調べましょう。
えぇ……
ゲーム中で分かるようにしてもらいたいなあ。
装備補正
ゲーム中では「威力補正」と表記されています。
無凸レベル1のケーニヒスベルクの主砲の威力補正は110%です。
単純に考えて、主砲の威力が1.1倍されます。
威力補正はキャラクターによって違い、90%だったり130%だったりします。
キャラクターの得意不得意を表現してるんだね!
火力値に関する補正
キャラクターの火力値
キャラクターごとの火力の値です。
レベル1未強化のケーニヒスベルクの火力値は28です。
火力値が高ければ、それだけダメージも増えるね!
オフニャによる補正
キャラクターの火力値に、オフニャの補正値が加算されます。
基本能力効果
基本能力効果は艦隊全員に効果のある増加値です。
レベル1のエスジーとレディを編成すると火力に+1.567%の補正が付くことになります。
ケーニヒスベルクの火力が28なので
- 28+28×0.001567=28.43876
になります。
おそらく切り上げで処理されているので、小数点以下を切り上げて29です。
アビリティ効果
オフニャが習得しているアビリティの効果です。
同じ名前のオフニャでも、覚えているアビリティで効果が変わってきます。
今回の2匹では、軽巡の火力に+5されるのでケーニヒスベルクの火力値は29+5=34です。
び、微妙……!
ステータスバフ補正
キャラクターのステータスを○○%増加・減少させる補正です。
長門の「四代目連合艦隊旗艦」
リアンダーなどの砲術指揮・巡洋艦
などがあります。
直接ステータスを上げる補正だね!
装備の火力値
装備の火力値です。
155mm三連装砲の火力値は45です。
キャラクターの火力値に装備の火力値が加算されます。
+45は大きいね!
装甲補正
防御側の装甲と攻撃側の砲弾による補正です。
例えば軽巡の通常弾は、軽装甲の敵に100%ダメージを与えられますが、重装甲の敵には40%まで下降します。
結構違うなぁ……
レベル差補正
防御側のレベルと攻撃側のレベルの差による補正です。
差が1レベルにつき、±2%補正されます。
レベル差は-25~+25まで計算され、-50%~+50%の間の補正がされます。
補正がでかい!
「アズールレーンはレベルを上げて物理で殴るゲーム」と言われる由縁ですね。
海域危険度
海域危険度を0にすると、そのステージの初期危険度の数値分だけ内部で味方のレベルが上昇します。
例えばノーマル9章の初期危険度は「8」なので、海域危険度を0にすると「味方のレベル+8」となります。
レベル差補正で+16%ですからかなり攻略が楽になります。
危険度を下げるとこんなに楽になるんだ!
与ダメ補正
与ダメージを直接変化させる補正をまとめて与ダメージ補正といいます。
与ダメ補正には次の4種類があります。
- 第一類:通常のダメージ補正
- 第二類:陣営・艦種特攻系
- 第三類:弾種強化・弱化系
- 第四類:戦艦の手動補正
この四種類が加算され、計算式に入ります。
ちょっとピンとこない……
一つずつ見ていきましょう。
第一類:通常のダメージ補正
スキル「強襲指令」のような、与ダメージを直接上げる補正です。
スキル「集中攻撃」の「ダメージが2倍になる」と書いてあるものは「ダメージが100%増加する」という扱いになります。
第一類には弾薬補正も含まれます。
弾薬補正?
ステージに入るときに、艦隊ごとに5発の弾薬が与えられます。
この弾薬が4以上のとき、与ダメージに+10%の補正がかかります。
逆に弾薬が0になると、与ダメージに-50%の補正がかかります。
工作艦を艦隊に加えると弾薬+1!
オフニャの「侵掠すること火のごとく」も第一類に入ります。
第二類:陣営・艦種特攻系
「東煌のために」(重桜艦への与ダメージアップ)や「大物狩り」(中装甲への与ダメージアップ)がここに入ります。
また、計画艦の「対セイレーン特化改修」も第二類に入ります。
特定の陣営艦や艦種への補正なんだね!
第三類:弾種強化・弱化系
特定の弾種の与ダメージにかかる補正です。
「徹甲弾専門」(徹甲弾ダメージがアップ)
「徹甲加工榴弾」(榴弾の与ダメージがアップ)
補正が大きいね!
弾種を合わせるとこんなに違うのか!
第四類:戦艦の手動補正
戦艦の主砲を手動で撃つと+20%の補正が付きます。
手動とオートでそんなに違うのか……!
ジャン・バールの「パイレーツソウル」の「自身の主砲攻撃時、毎回一巡目の主砲ダメージが60.0%アップ」もここに含まれます。
敵デバフ
相手が受けるダメージを変動させる要素です。
有名なのはヘレナの「レーダー探知」ですね。
与ダメ補正とは別枠で乗算されるので効果が大きいです。
他の要素とかけ算するから効果が高くなるんだね!
試しに計算してみよう
再びダメージ計算式を見てみましょう。
= 装備威力 × 砲毎の補正値× 装備補正 ×((100 + 火力値 ×(1 + ステータスバフ補正))× 0.01)× 装甲補正 × レベル差補正 ×(1 + 与ダメ補正)×(1 + 敵デバフ)+ 乱数(-1〜3)
155mm三連装砲T3を装備したレベル1のケーニヒスベルクを例に計算してみましょう。
オフニャなし、ステージ1-1、安全海域、弾薬5、敵レベル1、軽装甲とします。
装備威力は12、砲ごとの補正値は1.05、装備補正は110%、火力値は28+45=73
榴弾の軽装甲への装甲補正は145%です。
安全海域なので、レベルに補正+3されます。レベル差は+3なのでレベル差補正は+6%です。
砲弾が5なので与ダメ補正は+10%です。
- ダメージ=12×1.05×1.1×((100+73)×0.01)×1.45×1.06×(1+0.1)=40.539
小数点以下を切り上げ処理して乱数を足すと
- ダメージ=40~44
となります。
予想よりダメージが大きかった!
例えばここにヘレナのレーダー探知Lv.10があると
- ダメージ=12×1.05×1.1×((100+73)×0.01)×1.45×1.06×(1+0.1)×(1+0.4)=56.754
となり最終的なダメージは
- ダメージ=56~60
になります。
10以上上がってる!
155mm三連装砲T3は一度に6発発射されるので、合計では60以上ダメージが大きくなります。
元のダメージが小さいため10程度のダメージアップですが、元のダメージが大きくなると効果はさらに大きくなります。
ヘレナが高難易度やボス戦で使われる理由ですね。
別に計算式は覚えなくていい
ところでこのダメージ計算式そんなに使う?
大抵の人は使わなくていいでしょう。
ここまで細かく計算するのは、チャレンジで0.1秒を削るために試行錯誤するような高アズレンIQを持った人くらいです。
ええ……
ほとんどの人は関係無いってこと?
ただ、スキルの効果がどこに当てはまるのかだけでも考えてみるとステージやイベント攻略が楽になりますよ。
例えば与ダメ補正に該当するスキルを集めるより、ステータスバフ補正や敵デバフを入れたほうがダメージが大きくなると知っているだけでも大きく違います。
時間のある時に計算してみるのも面白いですよ。
ステージ攻略に詰まったときにでも計算してみよう!
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